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マニアックなジーンズの魅力[レプリカ・ヴィンテージ系]

投稿日:2017年9月19日 更新日:

レプリカジーンズってご存知ですか?

レプリカジーンズとは、一般的にはリーバイスなどのヴィンテージジーンズを再現しようとして作られたものを指します。

ではヴィンテージの魅力は何かというと、現在のジーンズには無い色合いや生地感、そこから生まれる色落ちなどがわかりやすい例ですね。

つまりレプリカジーンズは色落ちが魅力とも言えます。

 

BURGUS PLUS × WAREHOUSE(バーガスプラス × ウエアハウス ) Lot.880 【色落ちレポート】

去年から今年にかけて穿いていたのが、アメ横の有名店ヒノヤウエアハウスのコラボジーンズです。

こちらはヴィンテージのディテールを踏襲しつつ、現代的なスリムなシルエットに仕上げられています。

これも最初は濃紺だったのですが、1年間毎日穿いて、洗濯を繰り返すうちにここまで色落ちしました。

ここまで来るともう愛着が半端ないんです。笑

 

今回はそんなレプリカ・ヴィンテージ系ジーンズのマニアックな魅力をお伝えできればと思います。

ちなみに今回対象にしているのはユーズド加工されていないジーンズのみですのでご了承ください。

 

目次
1.うんちく好きはハマる
2.色落ちにハマる!
3.肌に生地が馴染む感覚 Shrink-to-Fit
4.マニアックな話:サビ
5.マニアックな話:毛羽立ち

うんちく好きはハマる

レプリカ系のジーンズはヴィンテージを参考にしていることが多いため、そういったディテールが多く見られるんですね。

ですから、ヴィンテージ好きのようなうんちく好きな方は、それを調べるだけでも楽しいです。

セルビッチって?隠しリベットって?

専門用語を学ぶことって楽しいですよね。

(これがセルビッチ。)

 

色落ちにハマる!

ジーンズの魅力と聞かれて、デニムが大好きな人の大半は「色落ち」だと答えるんじゃないでしょうか?

私も当然、色落ちと答えます。

でも、そこまでデニムに興味がない人はそもそも色落ちって何?とか、色落ちしない方が良くない?と思いますよね。

以前の私もそうでした。

そこで…こちらをご覧ください。

こちらが買ったばかりの濃紺の色です。

勿論このままでもかっこいいんですが、これを穿き込むと…

どうですか??濃かった色が淡い水色になっていますよね。

これが色落ちです。

1年穿いてるとここまで色落ちするんです!(実はこの2つは違うジーンズなのですが、初めは同じくらい濃いんです。)

 

そして、この色落ちによって生まれるものがヒゲハチノスなどです。

股上から膝にかけてヒゲのような白いラインが走っているのがわかりますか?

これがヒゲです。

しゃがんだり座ったりすることで生まれる色落ちですね。

また、膝を曲げ伸ばしすることによって膝裏にできるシワはハチノスと呼ばれます。

 

このように、最初は同じ濃紺のジーンズでも、皆さんの穿き方によってその人だけの色落ちをしていくんです。

他の服だと、着用を繰り返す度に所謂劣化していく服が多いと思うんですが、デニムの場合は劣化が経年変化になるんです。

どうでしょう?こんなに素敵な経年変化をするなら色落ち反対派の方もアリだと思いませんか?

 

肌に生地が馴染む感覚 Shrink-to-Fit

デニム生地って伸縮性があるんですね。

最初はきつかったウエストがゆるくなったり、ゴワゴワしてた生地が段々柔らかくなってきたり。

穿いていくうちに生地が伸びてくるわけです。

そして洗濯をすると再び縮みます。

これを繰り返すことで生地は肌に馴染み、体型に合った着やすい一着へとなっていくのです。

まさに経年変化ですね。

この過程が非常に楽しくて、それが愛着へと繋がるんです。

色落ちとあいまって自分だけの服へとなります。

そこには正に自分のライフスタイルが現れます。

 

マニアックな話:サビ

これは全てのジーンズに言えることではないのですが、鉄製などのボタンがついていると、それがサビびてくることがあります。

それがたまらなくかっこいいんです…(´・ω・`)

こちらはTCBのデニムジャケットのボタン。

最初はピカピカと輝いていたのですが、時間が経つにつれ段々と錆びてきました。

私はこのサビも好きで、経年変化の一つと捉えています。

 

この辺は好き嫌いが分かれるところかも知れませんね。

ただ、こういう細かなパーツに惹かれちゃうのはデニム好きに限らず、服好き・モノ好き全般に言えることですね。

 

マニアックな話:毛羽立ち

これは共感してくださる方は少ないかもしれません…笑

個人的に大好きなのが、ジーンズの毛羽立ちです。

このように生地の表面に見られるふわふわとした毛ですね。

ユニクロなどのジーンズは毛焼き加工が施されていて、このふわふわは処理されています。

私はそういった毛焼きされたのっぺりとしたデニムが苦手なんですね。

何となく味気ないといいますか…笑

この毛羽は生地が擦れていくにつれ無くなり、色落ちへと変わっていきます。

正に育っていくわけですね!

 

まとめ

本当は他にもインディゴの匂いだったり魅力はまだあるのですが、流石に共感者が少なそうなのでやめておきます。笑

レプリカ・ヴィンテージ系のジーンズは、他のジーンズには無い魅力や拘りが沢山詰まっています。

私のおすすめのブランドはTCBjeansです。

ここのジーンズはレプリカ系にしては安いので、初めての方も手が出しやすいと思います。

また、色落ちも素晴らしいのでおすすめです。

後、TCBの井上さんのインスタグラムがとても素敵です。

これまで普通のジーンズしか持っていなかった人は是非手にしてみてください。

一緒にジーンズを育てていきましょう!

 

 

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